今回の単元は、「正の数・負の数」です。
どこよりも要点をまとめ、丁寧に解説!
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中1「正の数・負の数」の復習をはじめから丁寧に!
それではスタートです。
[作成者:おさむ]
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負の数
・0より小さい数
=数の前に「ー(マイナス/負の符号)」の記号がつく
0は正の数でも負の数でもない
・0は基準値である。
=0より大きければ「正の数」で、0より小さければ「負の数」になる。
0は、整数であり、"0"というカテゴリー!
0は、"±0(プラスマイナスゼロ)"とも書く
正の数・負の数とは
これまでの数は、主に3つ学習をしてきましたね。
- 5, 300などの整数
- 1.25, 0.0025などの小数
- 1/2, 6/5などの分数
それを中学では、さらに深く学習します!
今回の要点を簡単にまとめたものです。
具体例を交えながら、解説します。
正の数とは
正の数とは、0より大きい数のこと。
特徴は、数の前に「+(プラス/正の符号)」の記号がつきます!
例えば、表し方としては
+5, +300, +1.25
→こういう数字を正の数(せいのかず)と言う。プラスの数とも呼ぶこともある。
普段はこの記号は省略されていることが多いです。
理由は、省略されていても、省略しなくても同じ意味を指すからです。
実は、小学校ではもう正の数は習っているので、省略することに抵抗はないと思います。
負の数とは
負の数は、0より小さい数のこと。
特徴は、数の前に「−(マイナス/負の符号)」の記号をつけます!
例えば、表し方としては
-5, -300, -1.25
→こういう数字を負の数(ふのかず)と言う。またマイナスの数と呼ぶこともある。
補足
負の数は、数として認められるようになったのは、17世紀(1601~1700年)頃です!
比較的、最近の数です。
今までは、存在自体否定されていた"かわいそうな数"なのです。
理由は、リンゴを数えるときに、-1個とか-14個なんて言い表せても目の前で見ることができない数だからです。
ただ、言い表せることで都合が良いこともあったので、負の数はだんだんと市民権を得られるようになりました。
正の数・負の数って必要?
結論から言うと、必要です。
実は、意外と日常生活でよく耳にします。
その例を2つ紹介します!
気温
それはニュースでの天気予報での"気温"がそれにあたります。
+25°や+32° のような言葉は聞き慣れてはいませんが、-5°や-19° などであれば、すごい寒そう!とイメージできると思います。
これは0°を基準としていますね。
行き方
行き方にも正の数や負の数を使ってみましょう。
例えば、左に5歩進み、そこから右に3歩進むとします。
これを全て「左に○歩進む」と置きかえてみましょう。
例)左に5歩進み、そこから右に3歩進む
→「左に5歩進み、そこから左に-3歩進む」
反対側に進むことをマイナスで表現できるわけです。
「あ、戻ってる!」と伝わると思います。
まとめ
忘れてはいけないのが、正の数や負の数というのは、基準があってこそ成立します。
つまり、"0(ゼロ)"のことです。
数がプラスやマイナスになるということは、0をどちらに進むかによって影響すると覚えましょう!
問題に挑戦!全問正解まで復習
問題1:
"3"は 「正の数」と「負の数」どちらですか。(どちらでもない場合は、「なし」と回答)
問題2:
"-10" は「正の数」と「負の数」どちらですか。(どちらでもない場合は、「なし」と回答)
答え:負の数
問題3:
"+2/7(7分の2)" は「正の数」と「負の数」どちらですか。(どちらでもない場合は、「なし」と回答)
答え:正の数
問題4:
"0" は「正の数」と「負の数」どちらですか。(どちらでもない場合は、「なし」と回答)
答え:なし